junk1


提供された世界の
直腸検査マニア
気持ちがいいかい
繋がっているんだね



そうだ僕は
そう僕は
その場にいきなり崩れ
お前にやられたと言って、泣いてやるんだ



僕は今さっき生まれたばかりでもう間もなく死ぬんだ
だから僕のことを知る人はやっぱり誰もいないね



なくしたもの
失ったものを描きたい
僕の見てきたものを
本物だった全ての完全な複製を
だから僕にはもう何もいらないんだ
僕はいずれ僕に必要なものを
全部自分一人の力で手に入れることができるようになるんだ
だから僕にはもう誰もいらないんだ



あら。
こんなこと、あなたには、心が綺麗過ぎて、とても耐えられないんでしょう。

だけど、誰が何に懸命で、どんなに真剣だろうが、
僕には何の関係もないことだし、
僕の精神を著しく害した人間なんて、
馬鹿ね等しく僕の薄汚い皮肉の材料になって当然なんだわ。

ねえ。
何が今更不快なものかしら。
僕がそういう人間だということにまるで気が付かないで、
無防備にお腹を見せている、
自分勝手なあなたたちの責任でしょう。
やれやれ、
何回警告したかしらね。

ああ。
眠い眠い。僕は疲れた。



価値なんてない。どこにも。
やりたいことなんてない。本当は何にも。



揺らぎを知らない者に何がわかる。信頼をもてる者に、何がわかる。諦めのつく者に何がわかる。妥協を許す者に何がわかる。大切にできる者に何がわかる。貫ける者に、何がわかる。ひとつであれる者に、何がわかる。脅かされる者に、何がわかる。ひとりでなくても平気な者に、何がわかる。力になれる者に何がわかる。他人を友と言える者に、何がわかる。裁きを下せる者に何がわかる。安い暗がりに潜む者に何がわかる。捨てずに済んだ者に、何がわかる。支えになれる者に何がわかる。愛だ、尊敬だのと、易々と言葉にできる者に、一体何がわかる。自分自身以外により所のある者に、一体、何がわかるんだ。



レースカーテンの端を掴んで、カーテンが煽るのを黙ってみつめる。ごろんと転がって、窓から厚い雲を眺める。壮大なコーラス。僕は誰よりも深く何かが流れるのを感じている。少なくとも今は。己の感覚を研ぎ澄ませよ。

僕が完成させなくてはならないのはただ一つ完全なる僕の世界だけである。僕はただ自分の世界を表現したいだけ。それ以外の一切はそのための媒体に過ぎない。だから今は静かに己の感覚を研ぎ澄ませていなさい。その感情の沸き上がる瞬間をじっと噛み締めていなさい。唯一、そのことだけが僕を救う。惑う必要のあることなど、本当は何もないのだ。



切実さを笑い、深刻さを笑い、真剣さを笑い、痛みを笑い、感傷を笑い、戦いを笑い、現実を笑い、人間を笑い、人生を笑え!
生きている人間は、みんなそうなのだ。



全部終わったこと、なんだってば。
いらないから。
今更なんだよ。











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