桃色エゴイスト



余計な気を利かせて逃がしてしまうのはたくさんだからと、手元にはおんなじような二番目に使い勝手の良い彼らを集合させてみました。彼らのする僕との関係の間に、僕は僕の薄汚いのを何回も思い知ることができるので、僕はもはややめることができないのです。僕はきっと、いつでも気分の優れないのに、中毒になってしまったのだと思います。これで衝撃的に現実の覆る瞬間なんてものがやってくるときに、本気で焦がれているのですから、僕という生き物も、相当な物好きですね。そう思います。それでも僕は掴み所のないのにいつだって虜でいるので、多少の自己破壊的なのが性感帯にようく染みとおるのです。愛しい僕を昨日より今日、今日より明日、どんどん気持ちよくしてやるために、僕はもっともっと不快を知ってゆこうと、自分の粘液の滴る見通しのきかない泉に、顔を埋めたままピンクの唇を噛んで、辛い辛いとそれは懸命に、僕と嘆いてゆくつもりでいます。









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